- 営業の仕事に興味がある…
- 未経験から営業に挑戦したい…
- 営業をやってみたいけど不安…
このような方に向けて、記事を書いています。
これから転職を考えている人の中で、営業の仕事に興味を持っている人は多いです。
しかし営業未経験だと、営業の種類がわからなかったり、仕事のイメージができなかったりという不安によって、前に進めない人がたくさんいます。
結論からいうと、営業経験のない人におすすめの営業職は「新規開拓の法人営業」です。
その理由は、新規開拓の法人営業は、未経験から採用してくれることが多いからです。
さらに専門知識や学歴がなくても、本人の頑張り次第で年収アップや昇格することも可能です。
この記事を書いている僕は、26歳の時に年収200万円のフリーターから新規開拓の法人営業に転職して、年収500万円稼げるようになりました。もちろん営業未経験の状態からの転職です。
今回は、営業に興味のある未経験の方に向けて、「未経験におすすめの営業職が新規開拓の法人営業である理由」を解説していきます。3分で読める内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
営業未経験からの転職に1番おすすめなのは新規開拓の法人営業

僕は営業経験が9年ありますので、これまでに新規開拓の営業、ルート営業、法人営業、個人営業など、様々なジャンルの営業を経験してきました。
いろいろな営業を経験してきた僕が、営業未経験のあなたに1番おすすめだと思うのが「新規開拓の法人営業」です。
転職市場に出回っている求人の7割以上が営業の求人なので、若いうちに営業経験を積んでおくと、将来仕事に困りにくくなります。
しかし営業の求人には、「営業経験3年以上」という応募条件を設定している求人もあります。
営業未経験の方は、このような求人には応募できません。
では、どのような求人なら応募できるのか?
それは、未経験からでも応募できる営業の求人です。
営業の求人の中で、未経験からでも採用されやすいのが、新規開拓の営業です。
新規開拓の営業は、ゼロからお客様を開拓する仕事なので、営業が契約をたくさん取ってくるほど会社の業績も良くなります。
そのため新規開拓の営業の募集人数は比較的多めで、たくさんの人に挑戦するチャンスがあります。
新規開拓の営業にはどんな種類があるか?【個人営業と法人営業】

新規開拓の営業には、個人営業と法人営業がありますが、未経験の方におすすめなのは法人営業です。
個人営業は個人のお客様を相手に営業し、法人営業は企業を相手に営業するのですが、個人相手に仕事をしていると、基本的なビジネスマナーが身に付きません。
たとえば、電話のかけ方。メールの送り方、企業への訪問の仕方、言葉遣い、身だしなみなどです。
個人相手の仕事だとフランクな立場でのやりとりになりますが、法人相手の仕事だと最低限のマナーが必要になります。
できるだけ若いうちにビジネスマナーを身に付けておかないと、30代になってから「こんなことも知らないの?」「常識でしょ?」とバカにされることが多くなります。
ビジネスの基礎的なスキルを身に付けるためにも、法人営業の中で、新規開拓の営業を選ぶのがおすすめです。
ホワイト企業の営業職に転職できるのか?
「営業未経験からホワイト企業の営業職に転職したい」という方もいますが、はっきり言って、これはめちゃくちゃ難しいです。
そもそも「ホワイト企業の定義は何か?」という問題があります。
仕事選びで重要視するポイントは、人それぞれです。
「とにかくお金を稼ぎたい」
「残業をしたくない」
「休日がたくさんほしい」
「大手上場企業で働きたい」
「スキルが身に付く仕事がいい」
つまり、仕事に何を求めるかによって、その企業がホワイト企業なのか、ブラック企業なのかが決まるのです。
ここで一つ伝えておきたいことは、営業未経験の方が好待遇・好条件の求人に応募しても、採用されにくいということです。
なぜなら、好待遇・好条件の求人は人気があるので、営業経験や実績のある人も多く応募してくるからです。
そのような強いライバルがひしめく中で戦っても、未経験の人たちは埋もれてしまい、内定を勝ち取ることはできません。
未経験から営業に挑戦したいと思うなら、ある程度の妥協をしなければいけないのです。
営業未経験から応募できる営業の求人には何がある?

営業未経験から応募できる営業の求人には、何があるのでしょうか?
僕はキャリアアドバイザーをやっていますので、ここでは僕が紹介できる、未経験から応募可能な営業の求人を紹介しておきます。
- 人材紹介業の営業(法人営業)
- 企業向けの賃貸仲介の営業(法人営業)
- クラウドサービスの営業(法人営業)
- ホームページ制作の提案営業(法人営業)
- モバイルアプリの提案営業(法人営業)
- SNSマーケティングの提案営業(法人営業)
- 動画制作の提案営業(法人営業)
- 建築資材の提案営業(法人営業)
- オフィス機器の提案営業(法人営業)
- ケーブルテレビの営業(個人営業)
- 生命保険の営業(個人営業)
- マンション販売の営業(個人営業)
- 自動車販売の営業(個人営業)
- バイク買取の営業(個人営業)
未経験から新規開拓の法人営業に応募する場合、IT系やWEB系の商品を扱う会社が多い傾向があります。
「営業に転職して何を得たいか?」によって、選ぶべき求人は変わってきますが、個人的にはIT系やWEB系の商品を扱う会社を選ぶのがおすすめだと思います。
その理由は、IT系やWEB系のジャンルは時代の流れに乗っており、今後も市場が拡大する可能性が高いからです。
さらに営業が商品を提案する相手は、経営者や経営層の人たちが多いので、その人たちと関わることで、自分の成長にもつながります。
30代の未経験者は転職できない?
未経験から営業にチャレンジするときは、できるだけ20代のうちに行動してくださいね。
30代になると、未経験から応募できる求人は、一気に少なくなります。
理想は「28歳まで」に行動することです。
なぜ28歳までに行動したほうがいいかというと、未経験から応募できる求人数が28歳をピークに、どんどん少なくなっていくからです。
ここでは、僕が扱っている、未経験から応募可能な求人数を、年齢別に紹介しておきます。
- 20歳:97件
- 21歳:107件
- 22歳:151件
- 23歳:205件
- 24歳:236件
- 25歳:284件
- 26歳:288件
- 27歳:285件
- 28歳:294件
- 29歳:288件
- 30歳:250件
- 31歳:231件
- 32歳:229件
- 33歳:210件
- 34歳:191件
- 35歳:173件
- 36歳:100件
- 37歳:98件
この数値を見ていただくと、未経験から応募できる求人数は、20歳から28歳まで増え続けて、29歳からどんどん減っていくのがわかりますよね。
また年齢が高くなると、求人数が少なくなることに加えて、頭が固くなって、フットワークが重くなることも致命的です。
20代と30代を比べると、行動に対するエネルギー量が大きく違ってきます。
未経験から営業に転職して成果を出すためには、エネルギー量の多さはめちゃくちゃ重要なので、20代のうちに行動してくださいね。
営業未経験だった僕が感じていた不安とは?【営業に転職した後の年収の変化】

未経験から営業に転職することに対して、多くの人が不安を抱くと思います。
僕は26歳の時に未経験から営業に転職しましたが、当時は営業に挑戦することに対し不安を抱えていました。
「本当に自分にできるのだろうか…」
「ブラック企業だったらどうしよう…」
「ノルマとか厳しいのかな…」
「離職率が高いけど大丈夫か…」
「残業が多かったら嫌だな…」
僕は営業に転職が決まった後の入社日までの数日間で、このような不安を感じていました。
しかし、まだやってもないことに不安を感じていても、一歩も前に進めないと思い、「やるからには自分から動いてめちゃくちゃやってやる!」と考え方を切り替えました。
不安を解消する唯一の方法は、自ら行動してみることです。
情報収集ばかりしていると、不安や心配なことだけが増えていき、フットワークがどんどん重くなってしまいます。
少しでも、営業に転職したいと思うなら、最後は勢いです。
営業に転職して失敗しても、別に命を取られるわけじゃありません。
やらずに後悔するぐらいなら、やって後悔したほうが絶対にいいです。
新しいことに挑戦するときは、誰でも不安を感じるものなので、勢いに任せて一歩前に踏み出しましょう。
僕自身も勢いで営業に転職しましたが、今思うと、あのとき営業に転職して本当に良かったと思います。もし営業に転職していなかったら、年収や仕事に対する価値観が、今よりも格段にショボかったと思います。
ちなみに僕は26歳の時に年収200万円のフリーターから営業に転職して、年収500万円を稼げるようになりました。
本人の頑張りや成果を出せるかにもよりますが、年収300万円以下の人は、新規開拓の営業に転職できれば、年収を増やせる可能性は高いです。
また中途採用の市場には、営業の求人がたくさんあるので、営業経験があれば転職しやすくなります。
そのため、「将来仕事に困らないようになりたい」という方にも、営業はおすすめの仕事です。
おすすめの営業職が新規開拓の法人営業である理由【まとめ】
最後に「おすすめの営業職が新規開拓の法人営業である理由」の要点をまとめておきます。
- 営業未経験からの転職に1番おすすめなのは新規開拓の法人営業
- 新規開拓の営業には個人営業と法人営業がある
- 未経験者はホワイト企業の営業職に転職しにくい
- 未経験から営業にチャレンジするには28歳までがおすすめ
- 営業への転職の不安は行動しないと解決しない
- 営業に転職すればフリーターでも年収500万円の可能性がある
僕は26歳で未経験から営業に挑戦しましたが、営業を経験する前と後では、仕事や人生に対する価値観が大きく変わりました。
あのとき営業に挑戦して、本当に良かったと思っています。
「人生を変えたい」「底辺から抜け出したい」「大きく成長したい」と考えている方は、絶対に営業の経験を積んでおいたほうがいいです。
営業未経験だと選べる営業の求人は限られてきますが、僕の経験上、新規開拓の法人営業を経験するのが、1番コスパが高いと思います。
この記事が、少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。