- これから稼げる仕事に就きたい
- 底辺労働者から抜け出したい
- 将来安泰の仕事を教えてほしい
このような方に向けて記事を書いています。
国税庁が2019年に行った「平成30年分 民間給与実態統計調査」によると、労働人口の約37%が年収300万円以下となっています。
そのため、「もっと稼げる仕事に転職したい」という人が増えてきています。
結論からいうと、これから稼げる仕事は「営業職」です。
営業職は年齢や学歴に関係なく、本人の頑張り次第で、いくらでも稼ぐことができます。
この記事を書いている僕は、26歳の時に年収200万円のフリーターから営業に転職して、年収500万円稼げるようになりました。
未経験から営業に転職したことによって、底辺労働者から何とか抜け出すことができたのです。
現在の僕は、20代向けのキャリアアドバイザーをやっています。
今回は僕の経験をもとに、「これから稼げる仕事が営業職である理由」を3分で解説していきたいと思います。
この記事の目次
これからの時代の仕事選びとは?

いまは人生100年時代といわれており、どんな会社に勤めていても、一生安泰ということはなくなりました。
大手上場企業が相次いで、45歳以上の社員に対して早期退職希望者を募ったり、終身雇用制度の崩壊を発表したりしています。
一昔前は「一つの会社で生涯働き続ける」というのが美徳とされていましたが、今ではもう通用しません。
これからの時代の仕事選びは、どうすればいいのか?
これからの時代は、いつでも、どこでも、誰とでも働けるスキルを身に付けている人が生き残ります。
ですから、「どこでもやっていけるスキルや経験が身に付く仕事」を選ぶことが大切です。
仕事を選ぶ基準は人それぞれなので、給料を重視したい人、休日を重視したい人、残業をしたくない人、好きなことを仕事にしたい人、福利厚生が充実した環境がいい人、安定した会社で働きたい人などがいます。
しかし、「これから稼げるようになる」という軸を持って転職活動する場合は、自分の市場価値を高めることを重視するべきです。
「自分の市場価値を高める=個人で稼げる力を身に付ける」ということです。
会社はどのような人に、高収入を支払うのか?

それは「会社に大きな利益をもたらせる人」です。
つまり、お金を稼げるアイデアと行動力を持っている人になれば、生涯仕事に困らないということになります。
これから給料が上がる仕事の特徴とは?
これから給料が上がる仕事には、どんなものがあるのか?
ちなみに、厚生労働省が発表した「平成29年 賃金構造基本統計調査」によると、平均年収が高い仕事はこちらになります。
1位:医師 / 1,232万円
2位:航空機操縦士 / 1,191万円
3位:大学教授 / 1,050万円
4位:公認会計士、税理士 / 1,042万円
5位:弁護士 / 1,028万円
6位:大学准教授 / 861万円
7位:記者 / 822万円
8位:不動産鑑定士 / 777万円
9位:歯科医師 / 756万円
10位:大学講師 / 708万円
11位:自然科学系研究者 / 673万円
12位:高等学校教員 / 662万円
13位:電車運転士 / 643万円
14位:一級建築士 / 642万円
15位:電車車掌 / 583万円
16位:技術士 / 572万円
17位:掘削・発破工 / 571万円
18位:システム・エンジニア / 550万円
19位:航空機客室乗務員 / 543万円
20位:薬剤師 / 542万円
いかがでしょうか?
かなり専門性が高い仕事が多いですよね?
これらの仕事に就くためには、偏差値の高い大学を卒業して、難易度の高い資格を取得して、倍率の高い就職競争に勝たないといけません。
つまり、極少人数の人にしかチャンスがないということです。
お金もかかるし、時間もかかるし、最終的には運の要素もあるので、このような専門性の高い仕事は、僕のような凡人には非現実的な仕事の選択です。
ですから、高卒の方や三流大学を卒業した方には、ほかの仕事を選んでお金を稼ぐのがいいと思います。
では、給料が上がりやすい仕事とは、どのような仕事なのか?
それは「自分次第で給料を増やせる仕事」です。
たとえば、歩合やインセンティブの精度がある仕事のことですね。
インセンティブ制度が採用されている仕事には、営業職が圧倒的に多いです。
営業職の中でも、特に新規開拓の営業は、インセンティブの金額が大きいので稼ぎやすいです。
新規開拓営業をメインとする営業会社の中には、新規契約を1件とれば数万円以上というインセンティブを設定している会社もあるので、お金を稼ぎたい人にはピッタリの仕事です。
これから必要とされる職業とは?

転職を考えている方の中には、「これから必要とされる職業に転職したい」という方も多いと思います。
将来的にはAIやロボットの普及により、多くの仕事が奪われるといわれています。
「AIやロボットに奪われる仕事」といわれているのは、このような仕事です。
- 一般事務員
- 医療事務員
- 学校事務員
- 経理事務員
- 受付係
- 銀行窓口係
- CADオペレーター
- 給食調理人
- 金属研磨工
- 金属熱処理工
- 金属プレス工
- 警備員
- 自動車組立工
- 自動車塗装工
- めっき工
- 出荷・発送係員
- スーパー店員
- 倉庫作業員
- 駅務員
- タクシー運転者
- 路線バス運転者
- 宅配便配達員
- ホテル客室係
- レジ係
- 列車清掃員
- レンタカー営業所員
簡単にいうと、人間がやらなくてもいい仕事は、将来的にAIやロボットに奪われる可能性が高いです。
会社の経営者の立場になって考えればわかると思いますが、同じ作業をしてくれるなら、安い労働力を選びますよね?
たとえば、Aの作業をするのに、人間なら月20万円の給料が必要だけど、AIやロボットなら月2万円で済むとなれば、10分の1の経費でやってくれるAIやロボットを選びます。
「俺たちの仕事を奪わないでくれ!」とか「なぜ解雇されなければいけないのか!」という人もいますが、提供できる価値が低い人に対して、必要以上に給料を支払っていたら、会社が潰れてしまいます。
安い労働力に切り替えて、経費を削減していく行動は、経営者としては当然の判断です。
これから必要とされる職業は、AIやロボットではやれないような仕事か、AIやロボットに切り替わるのが遅そうな仕事です。
AIやロボットは、正解が決まっている作業や、ゴールまでの道筋が決まっている作業は得意ですが、ゼロから新しいものを考える作業が苦手です。
ですから、設計図のない状態から新しいアイデアを考えたり、通常は結び付かないような物事を結び付けて、新しいものを創造したりするスキルが身に付いていれば、当分はAIやロボットに仕事を奪われることはありません。
僕が考える、AIやロボットに仕事を奪われる可能性が低くて、誰にでもチャレンジできる仕事は「営業職」です。
営業職は人と人とのコミュニケーションの中から仕事を生み出していきますし、お客様の課題を解決するためにゼロからアイデアを形にしていく作業があるかあです。
【関連記事】
できることを増やすなら営業職を経験するべき理由
将来安泰の仕事は営業職です

僕が考える将来安泰の仕事は「営業職」です。
営業経験があれば、その経験を応用して、様々な業界や職種で活躍することができるようになります。
前章で紹介した、平均年収が高い仕事ランキング内の専門職だと、ほかのジャンルに応用するのが難しい場合が多いです。
専門性が高すぎると、自分が担当する専門分野がダメになったときに、潰しが効かないということです。
ですから「将来安泰」という点で仕事を考えると、どのような業界や会社に行っても活躍できることが重要になります。
営業の仕事の基本は「お客様の課題を発見して、課題を解決するための方法を考えて、解決策を実践してお客様を成功に導くこと」です。
このスキルは会社が変わったり、商品が変わったり、お客様が変わったりしても、そのまま使うことができます。
営業経験は環境に関係なく、スキルを発揮することができるので、将来安泰の仕事といえます。
儲かる仕事を経験すれば独立が視野に入る

営業経験を積んで、お金を稼ぐ感覚を身に付けたら、最終的には独立を視野に入れるのがおすすめです。
やり方さえ間違えなければ、会社員として年収500万円ぐらいは誰でも稼げます。
しかし、会社員でそれ以上のお金を稼ごうとすると、それ相応のデメリットがあります。
管理職や役員になって無限に働かさされたり、接待やゴルフなどでプライベートの時間がなくなったり、数十人の従業員を管理しなければいけなくなったり、というストレスの大きい作業が増えていきます。
年収600万円、年収1000万円、年収3000万円と上を目指していくなら、自分が経営者になるのが現実的です。
会社員として働いている限り、給料を自分で決めることはできないので、経営者の裁量次第でいくら稼げるかが決まってしまいます。
本気で年収にコミットしようと思ったら、独立しなければいけなくなりますが、独立を視野に入れて仕事をしている人は少ないです。
しかし営業経験のある人は、売上や利益などを普段から考えて仕事をしているので、自分が経営者になった後の姿を比較的に想像しやすくなります。
もちろん経営者として成功するのは、簡単なことではありませんが、起業することに対するメンタルブロックが崩しやすいという点は大きいです。
ここまでの内容から、これから稼げる仕事に就きたいという方は、営業職に転職するのがおすすめです。
これから稼げる仕事が営業職である理由【まとめ】
最後に「これから稼げる仕事が営業職である理由」の要点をまとめておきます。
- いつでもどこでも誰とでも働けるスキルを身に付けるのが大事
- 会社に大きな利益をもたらせる人が高収入を得る
- 専門性の高い仕事は稼げるが凡人には現実的じゃない
- インセンティブ制度がある営業の仕事は稼ぎやすい
- 営業職はAIやロボットに奪われにくい仕事である
- 営業経験は応用しやすいので将来安泰の仕事といえる
- 儲かる仕事を経験すれば独立が視野に入る
年収300万円以下の給料で仕事をしている方は、絶対に営業職を経験したほうがいいと思います。
僕自身も26歳のときに年収200万円の底辺フリーターから転職して、IT業界の営業職になったおかげで年収500万円稼げるようになりました。
底辺労働者だった僕でも年収500万円稼げたわけですから、会社員で年収500万円稼ぐくらいなら、誰でもできると思います。
営業経験があるのとないのとでは、世の中をみるときの視野の広さが全然ちがってきます。
僕は20代で営業を経験できて、本当に良かったと思っています。
「これから稼げる仕事に転職したい」と考えているに方は、営業職はピッタリの仕事だと思います。
この記事が少しでも、あなたの参考になれば嬉しいです。