- やりたいことがなくて転職に迷っている…
- 自分にできる仕事がわからない…
- 仕事は辞めたいけど何がしたいかわからない…
このような方に向けて記事を書いています。
「転職したいけど、やりたいことがわからない」という方はたくさんいます。
やりたいことがわからないと、仕事選びの軸が決まらないので、転職先も選びにくいですよね?
この記事を書いている僕は、やりたいことがなかった26歳の時に、「将来使えるスキルを身に付ける」という目的をもって転職先を選んだ結果、IT業界の営業職に転職することになりました。
スキルも経験もない年収200万円の底辺労働者だった僕は、営業に転職した結果、年収が500万円になり、自分にできる仕事が増えたことで、別人に生まれ変わることができました。
今回は、やりたいことがなくて、人生に迷っている方に向けて、「やりたいことがなかった僕が営業に転職して別人になれた理由」を解説していきます。
この記事の目次
やりたいことがなかった僕が営業に転職して別人になれた理由

転職して人生をやり直したいと思っている方はたくさんいますが、やりたいことが明確になっている方はほとんどいません。
転職市場には、やりたいことがないから転職先を選べない、という状態の求職者がめちゃくちゃ多いです。
求職者の中には、転職の軸をつくるために、一生懸命やりたいことを考えようとする方がいますが、これは無駄です。
やりたいことを考えるのが無駄な理由は、自分にできることが少ないうちは、やりたいことなど見つからないからです。
つまり、やりたいことが見つかったら転職するという思考から、やりたいことを見つけるために転職するという思考に切り替えなければいけないのです。
僕自身、新卒で入社した会社を3年で辞めた後、やりたいことを見つけるために海外で一人旅をしたり、200冊以上の書籍を読んで自己分析をしたりしましたが、結局やりたいことは明確になりませんでした。
僕が転職の目的として、最終的に出した答えは、「将来使えるスキルを身に付けて、自分を成長させること」です。
自分の転職の目的を達成するための手段として、営業職に転職することを選びました。
僕が営業職を選んだ理由はこちらです。
- 実力次第で年収を大きくアップできる
- 普段会えない人たちと会えるから人間力を磨ける
- 仕事を通して個人の成長やスキルアップができる
実際に僕は営業職に転職して、これらを実現することができました。
ここからは、それぞれについて解説していきます。
営業職で身に付く目標達成力は人生の様々な場面で活かせる

営業職を経験すると、目標達成力が身に付きます。
営業の仕事は売上目標が設定されており、年間、月間、週間という単位で目標を追いかけながら、業務を進めていきます。
業務の中で「計画→実行→確認→改善」という流れをくり返していきますので、営業職を経験すると目標達成力が身に付きます。
目標達成力は、人生の様々な場面で活かすことができます。
たとえば、資格を取得するとき、キャリアアップをするとき、お金を貯めるときなど、人生設計を立てるときに目標達成力があると、スムーズに計画が立てられます。
営業職は普段会えない人たちと会えるから人間力が高まる

営業職の仕事は、普段会えない人たちと会える機会が多いので、人間力を磨くことができます。
営業は会社によって扱う商材が異なりますが、営業が商談する相手は、だいたい決裁権を持った人物になります。
決裁権を持った人物とは、企業の経営者や経営幹部、部長クラスの人たちのことです。
経営者からはビジネスをイチから作ってきた話が聴けますし、経営幹部や部長クラスの人たちからは入社からどのように出世してきたかの話が聴けます。
どちらの話も本人が実践してきた実体験なので、確実に自分の成長につながります。
僕はWEBサービスの新規開拓営業をしていたのですが、商談相手の95%が経営者でした。
20代のサラリーマンが普通に生活しているだけでは、経営者と会える機会はほとんどないので、経営者相手に仕事ができるだけで、ほかの20代よりも大きく成長できたと思っています。
自分よりも上のクラスの人たちが考えていることや見ているものを知ることによって、自分のモチベーションも高まりますし、自分が読む書籍などの質も変わってきます。
営業職はこれらの相乗効果によって、自分自身の人間力を高めていくことができるのです。
営業職は商品ではなく自分を買ってもらう仕事だから成長できる

営業職の仕事を「ただ商品を売るだけ」だと思っている人もいますが、これは大きな間違いです。
会社が営業職に出している指示は、「お客様に商品を買ってもらって、売上目標を達成すること」です。
しかし、自分の売上目標を達成することしか頭にない営業マンは、絶対に成果を出せません。
「とにかく商品を買ってもらいたい!」という気持ちが前面に出てしまう営業マンは、商談で商品の特徴をひたすら話し続けます。
「この商品は機能が優れている」「この商品は相場より10万円安い」「この商品は最新のシステムが導入されている」などと言って、一方的に商品をアピールしてしまうのです。
そもそもお客様は商品をほしいと思っていないので、このような営業をしていると、いつまで経っても契約は取れません。
お客様は商品にお金を払うわけではなく、自分の課題を解決するものにお金を払うのです。
つまりお客様は、「お客様の課題を発見して、課題を解決してくれる営業マンにお金を払う」ということです。
営業で成果を出すためには、商品ではなく自分を買ってもらことが重要になります。
そのためには、たくさん勉強して知識を吸収し、様々な人に会って経験を積む必要があるので、そうやって自己研磨していくうちに大きく成長していけるのです。
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できることを増やすなら営業職を経験するべき理由
やりたいことがない人は絶対に営業職に転職するのがおすすめ

やりたいことがない人は、営業職に転職するのが絶対におすすめです。
人間は弱いので、転職活動を続けていると、「完全週休2日の土日休みじゃないと嫌だ」「残業は絶対にしたくない」「とにかく楽な仕事がいい」という邪念が頭によぎります。
ちなみに、僕が転職相談に乗ってきた20代の5割が、「楽そうだから」という理由で事務職を希望していました。
しかし残念ながら、未経験から事務職に転職することは、ほぼ無理です。
なぜなら、事務職は女性に人気の仕事なので、新卒採用で十分間に合いますし、中途採用の場合は事務経験のある即戦力採用が基本だからです。
やりたいことがない人は、現実としっかり向き合ってください。
自分の将来と真剣に向き合えば、絶対に事務職を選ぶことはないはずです。
「将来仕事に困らない状態になる」や「自分の市場価値を高めたい」という考えがあるなら、その目的を達成するための転職をしましょう。
やりたいことがない人に対して、僕が個人的におすすめしているのは「営業職への転職」です。
僕は営業職に転職して人生が変わりましたので、ぜひあなたにも営業職への転職を検討してほしいと思います。
やりたいことがない方は営業に転職すれば別人になれる理由【まとめ】
今回の内容をまとめておきます。
- やりたいことがなかった僕でも営業に転職して別人になれた
- 営業職で身に付く目標達成力は人生の様々な場面で活かせる
- 営業職は普段会えない人たちと会えるから人間力が高まる
- 営業職は商品ではなく自分を買ってもらう仕事だから成長できる
- やりたいことがない人は絶対に営業職に転職するのがおすすめ
やりたいことがない方は、営業職への転職を検討してみてはいかがでしょうか?
僕自身が26歳のときに、年収200万円の底辺フリーターから営業に転職して年収500万円稼げるようになり、人生が大きく変わった経験があるので、心の底から営業職への転職がおすすめだと思っています。
自分ひとりでの転職に不安がある人は、転職エージェントに登録して、アドバイザーのフォローを受けながら、転職活動を進めてみてもいいと思います。
この記事が少しでも、あなたの参考になれば嬉しいです。