- 仕事で何がしたいか分からない…
- 仕事の選び方がわからない…
- やりたいことが見つからない…
このような方に向けて記事を書いています。
「仕事で何がしたいか分からない」と悩んでいる方はたくさんいます。
結論からいうと、仕事で何がしたいか分からない理由は、できることがないからです。
仕事で何がしたいかを考えるときに必要なものは、自分の経験や知識です。
自分の経験や知識が少ないと、何ができるか想像できないので、当然何がしたいかもわかりません。

この記事を書いている僕は、26歳の時に何もできない底辺フリーターから営業に転職して、できることが増えたおかげで、何がしたいかを見つけることができました。現在は転職エージェントでキャリアアドバイザーをやっています。
今回は「仕事で何がしたいか分からない理由はできることがないから」という話をしていきたいと思います。
この記事の目次
何がしたいから分からない大学生は入社後の研修が充実した会社を選ぶべき

「何がしたいか分からない」という就活中の大学生は多いと思います。
何がしたいか分からない大学生は、何を基準に仕事を選べばいいのか?
やりたいことがないなら、入社後の研修が充実した会社を選ぶべきです。
ビジネスマナーの基礎から教えてもらえる研修が受けれるのは、新卒入社した社員の特権です。

新卒向けの社員研修では、言葉遣いや名刺の渡し方、仕事に対する考え方など、社会人の基礎を教えてもらえます。
このような手厚い研修は、中途採用ではやってもらえないので、新卒入社のタイミングで研修を受けないのはもったいないです。
ビジネスの基礎研修を受けている人は、その後の転職活動でも有利になる場合が多く、メリットは大きいです。
ですから何がしたいか分からない大学生は、入社後の研修が充実している会社を選ぶのがおすすめです。
自分にできる仕事がないと好きなことは見つからない

就職活動をしている方の中には、「好きなことが見つからないから、自分に合った仕事がわからない」と悩む方も多いです。
結論をいうと、自分にできる仕事がないと、好きなことは見つかりません。

たとえば、サッカーを始めた人がいて、まだドリブルもできない段階で、複雑なチームの戦術を考えることはできませんよね?
まずは、基本のドリブルができるようになって、パスやシュートができるようになり、練習を積み重ねることで試合の雰囲気にも慣れて、チームの戦術を理解できるようになります。
チームの戦術を理解できるようになって、初めて自分でチームの戦術を考えられる段階になります。
チームの戦術を考えるためには、ドリブル、パス、シュート、日々の練習、試合の経験が必要になるのです。
これを仕事に置き換えれば、そもそも自分にできることがない状態では、好きなことは見つからない、ということはわかりますよね。
将来の夢がなくても大丈夫!まずは自分にできることを増やそう

「将来の夢を持たなければいけない!」と育てられた日本人はたくさんいます。
親や教師たちは子どもに対して、「やりたいことを見つけよう!」「自分の夢を持とう!」と無責任に言います。
テレビの子ども番組でも、将来の夢を持つことの大切さを伝えており、多くの人が知らない間に「将来の夢を持たないといけない」と洗脳されています。

しかし、将来の夢はなくても大丈夫です。
将来の夢を実現できるのは、イチロー選手や本田圭佑選手のような限られたスーパースターだけです。9割以上の人たちは、将来の夢を叶えられずに大人になって、やりたかったこと以外の仕事に就くのです。
将来の夢がある人は、夢を実現できる仕事に挑戦すればいいですが、将来の夢がない人は、自分にできることを増やすために仕事をするのがいいです。
いまは将来の夢がなくても、自分にできることが増えてくると、やりたいことが見つかりやすくなり、将来の夢ができることもあります。
ですから将来の夢がない人は、「自分にできることを増やす」という目的をもって、仕事を選びましょう。
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できることを増やすなら営業職を経験するべき理由
仕事が見つからない20代は理想の求人を求めすぎている

「全然仕事が見つからない…」という20代の方がいますが、この人たちは求人の理想が高すぎます。
年間休日120日以上、完全週休2日制の土日休み、残業ゼロ、充実の福利厚生、資格支援、大手企業、駅チカの立地、ストレスのない仕事、良好な人間関係、年収400万円以上…。
このような自分の理想の求人を追い求めて、ずっと転職活動を続けている人もいます。
ハッキリ言って、自分の理想を全て叶えられる求人など存在しません。
どこかで妥協しないと、一生就職することはできません。
理想の求人を追い求めている人の多くが、大した実績や経験のない人たちです。

企業に提供できる価値が少ないうちから、自分の要求ばかりしていては、どこの企業からも採用されません。
「無能なのに主張だけは一人前」という社員を採用したい会社など存在しないのです。
ですから本気で就職したいと思うなら、希望は一つぐらいに絞って、仕事で自分の価値を高めることに集中しましょう。
20代後半で何がしたいかわからないなら営業職に転職するのがおすすめ

20代後半に差し掛かったタイミングでも、何がしたいかわからないという方は、営業職に転職するのがおすすめです。

この記事を書いている僕は、26歳の時に未経験から営業に転職して年収が2倍以上になり、できることが増えたおかげで仕事の幅も広がりました。
僕は営業経験が9年ありますが、WEB業界、セミナー業界、広告業界、求人業界、人材業界、コンサル業界を経験することができました。
このように営業経験があると、業界に関係なく活躍することができるので、将来仕事に困るリスクが低くなります。
そのため、20代後半で何がしたいかわからないなら、営業職に転職するのがおすすめです。
仕事で何がしたいか分からない理由【まとめ】
今回の内容をまとめておきます。
- 仕事で何がしたいか分からない理由はできることがないから
- 何がしたいから分からない大学生は入社後の研修が充実した会社を選ぶべき
- 自分にできる仕事がないと好きなことは見つからない
- 将来の夢がなくても問題ない
- まずは自分にできることを増やす
- 仕事が見つからない20代は理想の求人を求めすぎている
- 20代後半で何がしたいかわからないなら営業職に転職するのがおすすめ
自分が仕事で何がしたいかを分かっていない人は、めちゃくちゃ多いです。
仕事で何がしたいか分からない理由は「できることがないから」です。
やりたいことが見つからない方は、まずは自分にできることを増やすことから始めましょう。
自分にできることが増えれば、やりたいことも見つかりますし、将来仕事に困るリスクも低くなります。
20代30代のうちに経験を積んでおかないと、その後の人生で選択できる幅が狭くなってしまうので、若いうちに経験を積んでおくのはおすすめです。
この記事が、少しでも、あなたの参考になれば嬉しいです。