- 中卒だけど転職できるかな…
- 中卒でも稼げる仕事が知りたい…
- 中卒の底辺人生から逆転したい…
このような方に向けて記事を書いています。
中卒の学歴にコンプレックスがあるけど、転職して人生を逆転したいと考えている方はたくさんいます。
結論からいうと、中卒で転職するなら営業職を選ぶべきです。
中卒の方の多くは、学歴がないと現場仕事しかないと思って、現場系の仕事に就職する人がほとんどです。
この記事を書いている僕は、26歳の時に年収200万円のフリーターから営業職に転職して、年収500万円稼げるようになりました。ちなみに転職先の企業の社長は中卒でした。
今回は「中卒で転職するなら現場仕事ではなく営業職を選ぶべき理由」を解説していきたいと思います。
この記事の目次
中卒で転職するなら現場仕事は選ぶな!営業を選べば人生逆転できる!

中卒の方の多くが、現場仕事をやっています。
現場仕事を選ぶ人が多い理由は、中卒だと現場仕事しか選べないと思っているからです。
たとえば、建築現場、測量スタッフ、溶接工、とび職、トラックドライバー、フォークリフト、倉庫作業員、ガラス清掃、漁師などです。
中卒の周りには中卒の人しかいないので、周りの人に就職相談すると、だいたい現場仕事をすすめられます。
中卒は現場仕事を選ぶのが、当たり前のように感じるかもしれませんが、実際は中卒でも選べる仕事がほかにあります。
中卒で現場仕事しかやってないと人生が詰む
自分の肉体を使ってお金を稼ぐのには限界があるので、現場仕事のままだと、そのうち稼げるお金が頭打ちになります。
さらに40代50代になってくると、身体にガタがきて仕事ができなくなることもあるので、いつまで続けられるかわからないというリスクもあります。
身体を使う仕事には稼げるお金に限界がありますが、頭を使う仕事には稼げるお金に限界がありません。
ですから、中卒で転職するなら、身体を使う仕事ではなく、頭を使う仕事を選ぶべきです。
中卒でも稼げるチャンスのある仕事が「営業職」なのです。
僕が働いていた会社の社長は、中卒のとび職から営業職に転職し、数年後に自分で会社を立ち上げて、年収1000万円以上稼げるようになったと言っていました。
中卒だと仕事がないって本当か?

「中卒だと仕事がない」というのは本当なのか?
これは、半分ホントで半分ウソです。
僕は転職エージェントのキャリアアドバイザーをやっていますので、中卒の方が応募できる求人のリアルを知っています。
僕が紹介先で持っている企業のうち、中卒でも応募できる求人は「947件」あります。
この数字を見て、どう思いますか?
結構たくさんあると思いませんか?
職種別の求人数は、以下のとおりです。
- 営業職:185件
- 接客・サービス:70件
- マーケティング:50件
- 事務系:45件
- ITエンジニア:313件
- 建築・土木:64件
- ドライバー:58件
- 介護・福祉系:27件
これを見ると、現場系の仕事もたくさんありますよね。
営業、マーケティング、ITエンジニア、事務などの仕事は、身体よりも頭を使う割合が多いです。
このデータを見て、「中卒でもいろいろ仕事が選べるじゃん!」と思ったかもしれませんが、悪い知らせがあります。
それは、中卒・正社員経験なしの場合だと、求人数が32件に激減するということです。
中卒で正社員経験のない人が選べる求人は、以下のとおりです。
- 営業職:13件
- 接客・サービス:4件
- マーケティング:1件
- 事務系:1件
- ITエンジニア:0件
- 建築・土木:2件
- ドライバー:8件
- 介護・福祉系:3件
これを見ると、応募できる求人の数が、かなり少ないことがわかりますね。
ですから、中卒だと仕事が選べないというのは、半分ホントです。
しかし、このデータを見れば、中卒・正社員経験なしの方でも、現場仕事のほかにも選べる仕事があるということがわかります。
中卒が応募できる正社員の求人とは?
中卒でも応募できる求人には、正社員経験がある人向けと正社員経験がない人向けの2種類に分かれます。
ここでは、中卒で正社員経験のない人が、応募できる求人を見ていきましょう。
- 人材派遣の営業
- 個人宅へのケーブルテレビの営業
- 建築会社向けの業務システムの営業
- 引っ越し会社の営業
- タクシードライバー
- トラックドライバー
- 携帯ショップの販売スタッフ
- 家電量販店の販売スタッフ
- 建設工事の施工管理
- 設備のメンテナンススタッフ
- 清掃スタッフ
中卒で正社員経験のない状態では、仕事選びに贅沢は言えないので、まずは自分のスキルや経験を身に付けるという目的を持つことが大事です。
この求人の中で、中卒の方におすすめの仕事は「営業」か「販売」です。
理想をいえば、営業職に就職できるのが1番いいですが、中卒だと書類選考が通過しにくかったりするので、営業がダメだったときは販売の仕事に就ければOKです。
なぜ営業と販売がおすすめなのかというと、コミュニケーション能力が身に付くからです。
転職市場には、コミュニケーション能力を重視する会社がたくさんあるので、コミュニケーション能力を身に付けておけば、人材としての市場価値が上がりやすくなります。
中卒の方は高卒や大卒と比べて学習経験が少ないので、知識量や学力で勝とうとするのは難しいです。
そのため、コミュニケーション能力で圧倒的な差をつけておくのが、戦略としては正しいです。
実際に僕の友人は、アパレルショップの店長から東証一部上場企業の営業職に転職し、大した学歴がないながらも、東大や早稲田出身の人材がひしめく中で活躍しています。
これはショップ時代のコミュニケーション能力があるからこそ、実現できることなのです。
ですから、中卒で正社員経験のない人は、コミュニケーション能力が身に付く仕事を選ぶのがおすすめです。
中卒で内定を獲得したいなら転職エージェントを利用するべき

中卒の方が転職を成功させるには、どうすればいいか?
結論からいうと、中卒の転職に強い転職エージェントに登録するのがおすすめです。
中卒の方が転職で苦戦する1番の理由は「書類選考が通らないこと」です。
ハローワークや転職サイトを利用して、自分ひとりで転職活動を進めてもいいのですが、求人に応募しても書類選考が通らないことを痛感すると思います。
企業の採用担当のもとには、数十通という応募書類が日々届くので、それを確認するだけでも相当な業務量です。
採用担当が、応募書類の合否を判断する時間は、15~30秒といわれています。
たったの15~30秒で何を見ているのか?
採用担当が最初に見るのは「学歴」です。
高卒や大卒の応募書類が集まる中に、中卒の応募書類が届けば、単純に学歴で比較されて落選するのは当然です。
どれだけ優れたコミュニケーション能力を持っていても、実際に会って話せなければアピールできません。
中卒の方の書類選考の通過率を高めてくれるのが「転職エージェント」です。
転職エージェントの役割は、求職者と面談をして、求職者の特性や要望に会った求人を紹介し、求職者を転職させることです。
転職エージェントと求人募集している企業はつながっているので、書類選考のときも転職エージェントの担当アドバイザーが、推薦文を書いてくれたり、採用担当にアピールしてくれたりします。
転職エージェント経由で応募すれば、普通に書類応募しても受からないような企業の書類選考にも、通過できる可能性が高くなるのです。
ですから、中卒で転職するなら、転職エージェントに登録して、担当アドバイザーにサポートしてもらうのがおすすめです。
中卒におすすめの転職エージェントはこちらです。
✔中卒におすすめの転職エージェント【すべて無料で利用できる】

※18~28歳向け。中卒の転職におすすめ。未経験OKの求人5000件以上!10時間以上の手厚いフォローあり!ブラック企業は除外!
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【まとめ】中卒で転職するなら現場仕事より営業がおすすめな理由
- 中卒で転職するなら現場仕事は選ばないほうがいい
- 中卒でも営業を選べば人生逆転できる
- 中卒だと仕事がないのは半分ホントで半分ウソ
- 中卒におすすめの仕事は営業か販売
「中卒だと現場仕事しか選べない」と思っている、中卒の方はたくさんいます。
しかし実際は、中卒でも仕事を選べます。
どのような仕事を経験して、どのようなスキルや経験を積むかによって、人間の可能性は無限大に広がります。
自分で自分の可能性を狭めてはいけません。
今回は「中卒でも仕事の選び方次第で人生逆転できる」ということを伝えたくて、記事を書きました。
この記事が少しでも、あなたの参考になれば嬉しいです。