「サラリーマンと経営者の違いが知りたい」
このような方に向けて、この記事を書いています。
サラリーマンとして必死に働いているのに、全然生活が楽にならないと悩んでいる人は多いです。
この世の中は資本主義なので、どのような立場で働いているかによって、人生が楽になるか、苦しくなるかが決まります。
資本主義ゲームの中では、サラリーマンとしてではなく、経営者として働かないと、経済的な自由は手に入りません。
結論からいうと、サラリーマンと経営者の違いは、誰のために生きているかの違いです。
サラリーマンは経営者の資産を増やすために生きていて、経営者は経営者自身の資産を増やすために生きています。
このことがわかれば、どちらの立場で生きるのがいいか、わかりますよね?
この記事を書いている僕は、会社員として固定給を稼ぎつつ、自分のビジネスを構築しながらサラリーマン卒業のための準備をしています。
今回は、僕がサラリーマン卒業のために学んだこと元に「サラリーマンと経営者の違い」について解説していきたいと思います。
この記事の目次
サラリーマンと経営者の違いとは?【誰のために生きているか】

サラリーマンと経営者の違いは、誰のためにいきているかです。
サラリーマンは経営者のために自分の時間を切り売りして生きていますが、経営者は自分の時間を自分のためにフルにつかっています。
あなたが勤めている会社を思い出してみてください。
サラリーマンのあなたや、あなたの同僚や上司は、毎日会社に出勤して朝から晩まで働いていますよね。
でも、あなたの会社の社長はいかがでしょうか?
毎日会社に来ない社長や、会社に来るけど短時間で会社から居なくなる社長も多いのではないでしょうか。
これは、サラリーマンが自分の労働時間を売って給料を稼いでいるのに対して、経営者が自分のビジネスモデルをつかってお金を稼いでいる、という違いです。
つまりサラリーマンと経営者では、お金を稼ぐ手段が全く違うのです。
サラリーマンは経営者のために生きている
サラリーマンが経営者のために生きているとは、どういうことか?
サラリーマンがお金を稼ぐための手段は、毎日会社に出勤して、始業時間から終業時間まで働き続ける、という方法しかありません。
自分の時間を会社に提供することで、会社からお金をもらっているのです。
つまりサラリーマンは、労働時間という商品を市場に持ち込んで、それをお金に換えていることになります。
資本主義ゲームの根本的なルールは「自分の商品を市場に持ち込んでお金に換えること」です。
サラリーマンの商品は労働時間を提供することなので、本来は毎月の給料をもらうために、毎日会社に出社して労働時間を提供するだけでいいのです。
それなのに会社の上司やリーダー層の中には、「給料が欲しければ成果を出せ!」と叫んでいる人もいます。
会社から出された目標を達成するために、毎日深夜までハードワークをするサラリーマンも多いですが、これは資本主義ゲームのルールから考えると、タダで自分の労働時間を提供していることになります。
なぜなら会社で大量の時間外労働をして、大きな利益を生み出しても、会社からもらえる給料は変わらないからです。
サラリーマンとして頑張って成果を出しても、会社からもらえるのは数万円の小遣いと名ばかりの役職だけです。
こんなものでは、いつまで経っても、経済的な自由は手に入りません。
サラリーマンたちが必死で生み出した利益の大部分は、経営者の資産の欄に流れていきます。
経営者はサラリーマンをつかって自分の資産を増やすという、ビジネスモデルを市場に持ち込んでお金を稼いでいるのです。
サラリーマンとして働いている限り、時間の自由も経済的な自由も手に入りません。
経営者は自分のために生きている
経営者は自分の労働時間ではなく、自分のビジネスモデルという商品を市場に持ち込んで、お金を稼いでいます。
自分が考えたビジネスモデルをつかってお金を稼ぐので、経営者は自分の時間を100%自分のためにつかえます。
人間には1日24時間しかありません。
サラリーマンは24時間のうち最低8時間以上を会社のためにつかいますが、経営者は24時間全てを自分の資産を増やすためにつかえます。
誰のために時間をつかっているかの違いが、資産の差に繋がります。
経営者はビジネスモデルさえ構築できれば、あとは放っておいても、勝手にビジネスモデルがお金を生み出してくれます。
このように自分の労働時間を投入しなくても、お金を稼げる仕組みを持てれば、自由な時間も自由なお金もどんどん増えていきます。
あなたが勤める会社の社長が、全然会社にいない理由がわかりましたか?
サラリーマンの中には「なぜ社長は全然働かないんだ!」「俺たちばかりブラック労働させられている!」と文句を言う人もいますが、これらは論点がズレています。
社長からすれば、「それが嫌なら自分でビジネスモデルをつくれば?」といった感じでしょう。
資本主義ゲームのルールでは、誰にでも平等に経営者になるチャンスはあるのです。
経営者はリスクをとって自分の資産を増やしている

経営者は、サラリーマンの時間を使って自分の資産を増やす、というビジネスモデルを構築しています。
「他人を働かせて自分の資産を増やす」と聞くと、何だか悪いことをやっているような印象を受けますが、それは大きな間違いです。
なぜならビジネスモデルを構築するのは、めちゃくちゃ難しいからです。
たとえば飲食店ビジネスなら、材料を仕入れたり、料理のレシピを作ったり、接客のオペレーションを整備したり、スタッフ教育制度を整えたり、店舗の収益構造を構築したり、集客モデルを考えたり、店長に店を任せられる仕組みを作ったり、という項目を全て自分で考えて構築しなければいけません。
しかもビジネスは失敗が付きものですから、どれだけ時間を投入しても結果が出ないことは多々あります。
もちろん結果が出なければ、お金は1円も稼げません。
サラリーマンは労働時間に対してお金をもらえるので、結果が出なくても、とりあえず会社に出勤していればお金がもらえます。
しかし経営者は、仕事をしても、それが収益に繋がらなければ、誰からもお金がもらえないのです。
つまり経営者たちは、時間の自由とお金の自由を手に入れるために、失敗を受け入れるというリスクをとっているのです。
安定をとって毎月の微々たる給料をとりにいくか、リスクをとって時間とお金の自由をとりにいくか、この違いがサラリーマンと経営者の違いです。
人の価値観はバラバラなので、サラリーマンと経営者のどちらが良いとか悪いとかはありません。
大切なのは、今の自分の人生を自分が納得して選んでいるかどうか、です。
あなたはどちらの道を選びますか?
まとめ
この記事のまとめです。
- サラリーマンと経営者の違いは誰のために生きているかの違い
- サラリーマンは経営者のために生きている
- 経営者は自分のために生きている
- サラリーマンは自分の労働時間を売ってお金を稼ぐ
- 経営者は自分のビジネスモデルを使ってお金を稼ぐ
- 経営者はリスクをとって自分の資産を増やしている
- 自分次第でサラリーマンにも経営者にもなれる
今回は「サラリーマンと経営者の違い」について解説しました。
サラリーマンと経営者では、お金を稼ぐための方法が全く違います。
安定を優先して労働時間をお金に換える道を選ぶか、リスクをとってビジネスモデルを構築してお金を稼ぐ道を選ぶか、これがサラリーマンと経営者の違いです。
つまり、どのようなマインドで、人生をいきているかの違いですね。
どちらの道も間違いではないので、あなたが人生をどうしたいのかをしっかり考えて、行動してくださいね。
僕はサラリーマンで安定収入を確保しつつ、自分のビジネスモデルを構築しながら、時間とお金の自由を手に入れる準備を進めるという道を選んでいます。
どんな道を選ぶかは、あなたの自由です。