「20代でやるべきことが知りたい…」
「20代を後悔せずに過ごしたい…」
「20代で失敗したくない…」
このような方に向けて記事を書いています。
20代は大事な時期とよく聞くけど、具体的に20代のうちに何をするべきなのかわからない、という方は多いです。
結論からいうと、20代で差がつくのは、20代のうちにどんな職種を経験したか、です。
ほとんどの人は、人生の多くの時間を仕事で消耗するので、どんな仕事に就いているかが、その人の思考に大きな影響を与えます。

この記事を書いている僕は、26歳まで年収200万円の底辺フリーターでした。その後転職して、年収500万円の正社員として人生をやり直せました。現在は20代向けにキャリアアドバイザーをやっています。
今回は「20代の経験職種が人生に影響を与える理由」について解説していきたいと思います。
この記事の目次
20代で差がつく!経験職種が人生に影響を与える理由

「20代で差がつく」とはよくいわれますが、具体的にどんな差がつくのか?
差の中でわかりやすいのは「年収」です。
20代のうちは、そこまで大きな差はありませんが、30代に入ると年収に大きな差が生まれてきます。
30代でも年収300万円しか稼げない人もいますし、30代で年収1000万円超えている人もいます。
この両者には、どんな違いがあるのか?
それは、20代で何をしてきたかの違いです。
特に重要なことは、20代でビジネスマインドを身に付けられたかどうか、です。
ビジネスマインドとは「どうすればお金を稼げるか?」や「どうすればビジネスモデルを構築できるか?」などの考え方です。
20代のときに、会社から言われたことしかやってこなかった人や、思考停止状態で生きてきた人は、30代の年収が低くなります。
20代はとにかく色々な経験を積んで、世の中のビジネスがどんな仕組みで成り立っているかを、実体験を通して学ぶタイミングです。
僕がおすすめする職種は「営業職」です。
営業職を経験すると、コミュニケーション能力や交渉力、目標達成力、業務改善力などのビジネスマインドが身に付きます。
営業職の中でも法人営業の新規開拓営業を経験すると、ゼロから顧客を開拓するスキルが身に付くので、将来的には高待遇での転職や起業も視野に入ります。
20代の成功体験が30歳以降のキャリアを形成する
20代で差がつくポイントとして、20代のうちに成功体験があるかどうかもかなり重要です。
30歳までに何か一つでもいいので、やり切って結果を出した!という経験があると、30歳以降で新しい挑戦をするときに、過去の成功イメージを持って取り組むことができます。
過去に何も成功体験がない人は、常にネガティブ思考になってしまい、色々考えるけど最初の一歩が踏み出せない、という状況から抜け出せません。
僕は26歳でフリーターから新規開拓の法人営業に転職し、毎月5~8件の契約をコンスタントにとれるようになり、約2年で年収500万円稼げるようになりました。
その後もチームリーダーを経験したり、新規事業の立ち上げを5事業ほど担当したりして、成功体験をどんどん積み上げていきました。
現在は会社員をやりながら、起業準備のために自分のビジネスモデルを構築している最中です。
何の取柄もないただのフリーターが、今では起業を目指すほどになっているのですから、20代での成功体験がいかに人生に大きな影響を与えるのかがわかりますよね。
20代で差をつけたいと思っている人は、とにかく20代のうちに何か一つでもいいので、成功体験をつくることを目標にしてみましょう。
20代で自学自習の習慣を身に付けるべき

20代で差をつけるためには、自学自習の習慣を身に付けることは必須です。
文化庁が2019年10月に発表した、全国16歳以上の男女を対象にした「国語に関する世論調査」では、1ヶ月に何冊本を読むかの調査結果は以下のようになりました。
- 1冊も読まない:47.3%
- 1~2冊読む:37.6%
- 3~4冊読む:8.6%
- 5~6冊読む:3.2%
- 7冊以上:3.2%
この結果を見ると、日本人の約半分は毎月1冊も本を読んでおらず、毎月3冊以上本を読む人が15%しかいないということです。
少数派になればなるほど、人材の市場価値が高くなりますので、まずは毎月3冊以上の本を読むことを目指しましょう。
そうすれば、上位15%の人間になれます。
さらに毎月5冊以上読めば上位6.4%、毎月7冊以上読めば上位3.2%に入れます。
本を読むだけで、自分の希少価値を高めれるわけですから、簡単にできますよね。
僕もフリーター時代に約200冊の本を読んで、自分の思考が根底から覆り、その後の生き方も大きく変わりました。
今でも継続的に本を読んでおり、最低5冊以上は毎月本を読むようにしています。
本の内容には、その道のプロが人生をかけて習得した、ノウハウや考え方が凝縮されていますので、お金や時間のコスパがとても高いです。
20代で本を読む習慣ができていると、30代以降も自然と本を読むようになり、新しい知識をどんどん吸収して、本を読んでいない人たちとの差は日に日に大きくなっていきます。
20代はあらゆるメンタルブロックを外す時期
20代で差をつけるためには、あらゆるメンタルブロックを外しておく必要があります。
人間はメンタルブロックがあると、恐怖に負けて行動に移せなくなります。
新しいことに挑戦したり、新しい環境に移動しようとするとき、多くの人は未知のことに対する不安で動けなくなります。
しかし、これは誰にでも起きることです。
大切なのは20代のうちに、無理してでも行動を起こして、メンタルブロックをできるだけ外しておくことです。
人間は自分が想像できる範囲の存在にしかなれないので、20代のうちに「自分ならできそうだ!」と思える範囲をできるだけ大きくしておくことが大事です。
「自分なら営業ができる」「自分ならチームリーダーができる」「自分なら新規事業を立ち上げられる」「自分なら起業ができる」というように自分の可能性を広げておきましょう。
20代のうちに外せたメンタルブロックの数が、30歳以降の人生に大きな影響を与えます。
20代を思考停止で過ごすと社畜人生から抜け出せない

ここまでは、20代で差をつけるためのポイントをお伝えしましたが、ここからは反対に、20代で失敗する人たちの特徴について解説していきたいと思います。
結論をいうと、20代を思考停止で過ごすと、社畜人生から抜け出せなくなります。
思考停止がどんな状態かというと、会社や上司から言われたことだけをただやっている状態のことです。
単純労働者的な働き方のことですね。
単純労働の仕事は、誰がやっても同じようにできるので、いつでも代替え可能で、最終的にはロボットやAIに置き換えられる可能性が高いです。
自分で考えずに働いている人は、会社に一生しがみついて生きていくことになるので、必然的に社畜人生から抜け出せなくなります。
社畜になってしまうと、会社からリストラされたら働く場所がなくなるので、会社から強制的にサービス残業やサービス出勤をさせられても、文句を言わずに従うしかありません。
もし会社に文句を言ったら、即解雇されるリスクがあります。
他人の会社のために一生労働し続けるのが嫌なら、思考停止で生きるのはやめて、どうすれば自由になれるのかを自分のアタマで考えなければいけません。
そのための第一歩は、自分のアタマで考える業務の多い職種に転職することです。
僕が経験して良かったと思う職種は、「IT業界の法人営業」です。
20代で差をつけたい人は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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まとめ
この記事のまとめです。
- 20代での経験職種が人生に差をつける
- 20代の成功体験が30歳以降のキャリアを形成する
- 20代で自学自習の習慣を身に付けるべき
- 20代はあらゆるメンタルブロックを外す時期
- 20代を思考停止で過ごすと社畜人生から抜け出せない
20代で差がつくのは、どんな職種を経験してきたか、です。
スキルも経験もなかった、26歳の時の僕のような状況の人には、ぜひ今回の内容を参考にしてほしいです。
26歳で年収200万円のフリーターだった僕が、転職してIT業界の法人営業になって、そこそこ頑張ったら年収500万円稼げるようになり、今では自分のビジネスモデルを構築するまでになりました。
個人的には年収500万円までなら、誰でも到達できるレベルの年収だと思うので、いま低収入で苦しんでいる人は、まずはIT業界の法人営業への転職を目指しましょう。
僕の経験上、年収600万円以上を会社員で目指そうとすると、かなりのハードワークをしなければいけない印象があるので、年収500万円まで稼げるようになった後は、自分のビジネスモデルを構築して、会社以外からの収入源を確保するのがおすすめです。
とはいえ、ビジネスモデルの構築は、いま何も持っていない人にとっては、かなり先の話になるので、とりあえず今の仕事を変えることから考えてくださいね
ひとりで転職活動するのが不安な方は、僕と同じように転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。
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