「時給で働きたくない…」
「自由に生きたい…」
「好きなことだけしていたい…」
こんなふうに、思ったことはありませんか?
僕はいつも思っています。
「時給で働く=自分の時間を切り売りする」ということです。
これは、アルバイトでも正社員でも一緒です。
自分の労働力をお金に換えている限り、時給で働いていることに変わりません。
明日から出勤しなくなったら、生きていけなくなる人たちは、全員時給で働いているのです。
もらっている給料の額に関係なく、会社からの給料に依存している限り、一生自由にはなれません。
時給で働きたくないなら、会社勤めを辞めなければいけないのです。
会社勤めを辞めるためには、会社からもらう給料以外の収入源をつくり、そのお金だけで生きていける状態をつくらなければいけません。

この記事を書いている僕は、勤め人をしながら、会社の給料以外の収入源を確保するために、自分のビジネスモデルを構築している最中です。
今回は、この部分を話していきたいと思います。
この記事の目次
時給で働きたくないなら会社勤めを辞めなきゃいけない理由

多くの人は、会社の給料以外に、収入源を持っていません。
この状態だと、一生会社に依存することになるので、自由な時間も、自由な選択も、自由な人生も手に入りません。
勤め人は、毎日会社に出勤しなければいけないので、「今日は行きたくないから会社に行くのをやめよう」というような自由はありません。
勤め人は労働力をお金に換えるために、必ず出勤しなければいけないのです。
勤め人には、限られた時間しかなく、限られたお金しかないので、自由にできることがめちゃくちゃ少ないです。
好きなだけ本を読みたい、好きなだけ旅行に行きたい、好きな仕事だけしていたい…。
このような望みは、ひとつも叶いません。
自由な人生を手に入れるためには、自分のビジネスモデルを持つしかないのです。
アルバイトも正社員も時給で働いていることには変わらない
アルバイトは時給で働くので、たとえば時給1000円なら、8時間働けば8000円稼げる、というような感じで、稼げる金額が明確です。
時給の仕組みは、1時間を1000円と交換しているのがわかりやすいので、時間を切り売りしている感じも伝わりやすいです。
いっぽうで、正社員は月給という形で給料が支払われるので、「時間を売っているのではなく、成果をお金に換えているのだ」と勘違いしやすいです。
しかし本当は、アルバイトも、正社員も同じです。
正社員は月給になっているので、少しわかりにくいですが、結局は毎日8時間以上の労働をしています。
月給20万円で、毎月20日間働いている正社員は、日給1万円ということになります。
これを時給に換算すると、1日8時間労働なら「時給1250円」ということです。
こうやって時給に換算すると、「なんかアルバイトと同じじゃね?」と思いますよね。
そうなんです。正社員は、自分の時間をお金に換えている、という点では、アルバイトと変わらないのです。
時給で働いていないのはビジネスオーナーだけ

アルバイトは時給で働いていて、正社員も時給で働いているなら、時給で働いていないのは誰なのか?
それは、アルバイトや正社員を時給で働かせている、ビジネスオーナーです。
つまり、会社の経営者ですね。
経営者は、自分のビジネスモデルにお金を稼がせているので、自分が不在でもお金を増やすことができるのです。
「社長は会社に全然来ないな」と思ったことはありませんか?
社長が会社に来ない理由は、会社に行かなくてもお金が増えるからです。
自分が会社に行かなくても、自分が雇用している労働者たちが、毎日せっせとお金を増やしてくれるので、何もする必要がないのです。
そのためビジネスモデルを構築できた経営者には、時間の自由も、お金の自由も、選択の自由もあります。
経営者たちは、自由な人生を生きているのです。
会社員での実績を個人の力だと勘違いしてはいけない
会社員として残した売上実績を、あたかも自分の実績のように語る人がいますが、これは大きな勘違いです。
会社員は、会社組織の中の歯車の一つでしかなく、歯車としてどれだけ頑張っても、全て会社の実績になります。
会社員の名前は、絶対に外には出ません。
会社員として頑張って残した成果は、全て会社の実績にしかならず、結果的に会社の経営者の実績になります。
そもそも会社員が成果を出せるのは、誰でも成果が出せる仕組みをつくった経営者のチカラなのです。
会社員には個人のチカラなどなく、あくまでも他人に飼われている無力な存在です。
要するに、会社員で成果を出しているからといって、それは個人の成果ではなく、経営者の成果だということですね。
【関連記事】
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会社員と経営者は努力のベクトルが全く違う

会社員と経営者では、努力のベクトルが違います。
会社員は同僚に勝つために、社内の出世競争に一生懸命になり、昇給や昇格を目指します。
出世のために残業をしたり、休日を返上して仕事をしたりして、大量の時間を会社に捧げるのです。
いっぽうで、経営者は誰とも競わず、自分の資産を増やすことだけに注力します。
経営者は他人と戦うことに、何の価値もないことを知っています。
見栄やプライドがあると、経済的な自由は手に入らないのです。
経営者がみているのは、自分のお金を生み出すためのビジネスモデルだけです。
このように、会社員と経営者では、生きているステージが全く違います。
自由になりたければ、会社員として生きる人生から、経営者として生きる人生に移動しなければいけない、ということですね。
まとめ
この記事のまとめです。
- 時給で働きたくないなら会社勤めを辞めなきゃいけない
- アルバイトも正社員も時給で働いていることには変わらない
- 時給で働いていないのはビジネスオーナーだけ
- 会社員での実績を個人の力だと勘違いしてはいけない
- 会社員と経営者は努力のベクトルが全く違う
時給で働きたくないなら、アルバイトから正社員になるのではなく、そもそも会社員を辞めないといけないということですね。
どれだけ高収入でも、他人に飼われて働いている限り、一生自由にはなれません。
自分が不在でも、プラスのキャッシュフローが自分に入ってくる状態を、いかに早く作れるかが大事です。
勤め人の価値観から資本家の価値観に自分を変革し、一つ一つの行動を変えていくことで、少しずつ自由に生きる道が見えてきます。
僕は現在、勤め人卒業を目指して、自分にプラスのキャッシュフローをもたらすビジネスモデルの構築に励んでいます。
あなたも一緒に勤め人を卒業しましょう。