「会社員から卒業したい…」
「もっと人生を楽に生きたい…」
「会社奴隷から解放されたい…」
このような方に向けて記事を書いています。
結論からいうと、努力の仕方を間違えていると、会社奴隷で人生が終わります。
多くの人は、普通に学校を卒業し、普通にどこかの会社に就職し、普通に会社員として働きます。
そして大人になってからの「努力」と言えば、社内での昇給や昇格を目指すことになります。
「会社で仕事を頑張って出世を目指すべきだ」という同調圧力に負けて、普通の人は馬車馬のように会社で働きます。
中にはサービス残業やサービス出勤までして、会社に貢献しようとする人もいます。
しかし、これは努力の方向が間違っているのです。
残念ながら、会社員の状態で、どれだけ仕事を頑張っても、あなたが本当に求めているものは手に入りません。
ということで、今回は「努力の仕方を間違えていると会社奴隷で人生が終わる理由」について解説していきます。
この記事の目次
努力の仕方を間違えていると会社奴隷で人生が終わる理由

会社員として生きている限り、他人に自分の時間を奪われる、という状況からは解放されません。
その理由は、会社員が自分の時間を会社に買ってもらうことで、お金を稼いでいるからです。
つまり、自分の時間をお金に換えている、ということです。
「朝9時に出勤して夜6時まで働く」という労働力を売って、生きていくために必要なお金を稼いでいるのです。
「仕事を頑張れば出世する」というのは正しいかもしれませんが、出世したからと言ってお金が余るわけではありません。
出世すれば役職がついて、給料も上がるかもしれませんが、結婚をして家族を持ったり、車や家を買ったり、飲み会で部下におごったり、良いスーツや良いカバンを持ったり、高級時計まで買ったりするようになります。
出世によって、毎月手元に入ってくる給料は増えますが、それ以上に出ていくお金が増えてしまうのです。
下手したら出世前よりも、手元に残るお金が少なくなることもあります。
「毎月稼いだお金をすべて使いきる」という最悪なサイクルになると、一生ラットレースから抜け出せません。
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努力の方向が間違っていると人生きつくなる一方です
努力の方向を間違えないためには、どうすればいいのか?
あなたの目標が「会社員を卒業すること」であれば、まず出世を目指すことをやめるべきです。
たとえ出世競争をして、管理職のポジションを獲得したとしても、あなたに管理職の才能があるとは限らない。
プレイヤーとして優秀だった社員が、リーダーのポジションになった途端にポンコツ社員になる、というのは良くある話です。
たとえば、営業職で考えてみると、営業マンとしてお客様と交渉して契約を取ってくる能力と、営業マンたちのモチベーションを管理してチームをまとめる能力とでは、全く違うスキルが必要になります。
営業マンのまま働いていれば、仕事が楽になって、早く仕事を終わらせて余った時間で、起業準備ができたかもしれないのに、マネジメント職になってしまったばかりに、またイチから努力をしなければいけなくなります。
マネジメントに必要な能力や知識を身に付けるためには、膨大な時間が必要になるので、会社員を卒業するための準備時間が全く取れなくなるのです。
このように会社で出世を目指すために努力をしていくと、人生はどんどんきつくなるのです。
「一生会社員のままでいい」という方は出世競争に参加すればいいが、会社員卒業を目指している方は、絶対に参加してはいけない。
つらいかもしれないが、出世競争を今すぐに降りるべきです。
自分の人生を生きたいなら間違った努力をするな!

自分の人生を生きたいと思うなら、間違った努力をしてはいけない。
会社員=他人のために生きる人生
事業家=自分のために生きる人生
自分のために生きたいなら、将来的には事業家にならなければいけません。
事業家とは、自分の商品を持ち、自分の生産システムによって、お金を稼いでいる人たちのことです。
自分の労働力以外からお金を生み出せないと、一生自由にはなれません。
なぜなら会社員でいる限り、自分の労働力である「時間」を売って、お金を稼いでいるので、毎日会社に行かなければお金を稼げないからです。
他人に時間を拘束されている人生には、自由などないのです。
会社員の商品=自分の労働時間
事業家=自分の商品・ビジネスモデル
会社員から事業家になるためには、思考やスキルなど、さまざまなものが必要です。
会社員から事業家になるための第一歩は、自分のマインドを会社員マインドから事業家マインドにチェンジすることです。
このためには大量の読書をしたり、先輩の事業家から話を聴いたりする必要があるので、会社員で出世するために、必要以上の時間を使っている暇などありません。
ですから自分の人生を生きたいなら、間違った努力をしたままではダメです。
頑張る方向が違うと他人の資産を増やすだけの人生になる
「頑張る方向が違う=会社員の仕事を頑張る」ということになりますが、この状態だと他人の資産を増やすだけの人生になります。
これは、どういうことか?
会社という仕組みは、資本家が自分の資産を増やすために、会社員を使ってお金を増やすための生産システムなのです。
会社員は自分が働くことでお金を稼ぎますが、資本家はお金を働かせてお金を稼ぎます。
資本家は会社員の時間をお金で買い、自分が所有する生産システムの中で会社員を働かせて、自分の資産を増やしているのです。
この仕組みから考えると、会社員が仕事を頑張ることによる対価は、資本家の資産を増やすことだけなのです。
基本的に資本家は、会社員に無料で労働させたいと考えるので、成長意欲をあおったり、社員同士の競争をあおったりして、生産システムの中で頑張らせようとします。
多くの会社員は、この資本家の策略にハマって、会社奴隷から抜け出せなくなります。
会社員を卒業したいなら、他人の生産システムの中で頑張るのではなく、自分の生産システムを構築し、そこで頑張るべきなのです。
間違った努力は報われない!会社員は労働力を売るしかない

どれだけ努力をしても、その方向が間違っていれば、一生報われません。
会社員はビジネスモデルを持っていないので、まずは自分の商品をつくるためにお金を稼がなければいけません。
会社員がお金を稼ぐためには、自分の労働力を売るしかないのですが、この労働力は限られているので、会社員で全部使い切らないことが重要です。
毎日サービス残業をして深夜まで働くと、休日は労働力を回復させるために家で寝ているだけ、という状態になってしまいます。
これだと、人生の全ての時間を会社に捧げていることになるので、会社奴隷のまま人生が終わります。
会社員を卒業するためには、会社員以外の時間を使って、自分のビジネスモデルを構築しなければいけません。
そのため、サービス残業はしないことや、休日は自分個人のために時間を使うことが大切です。
「労働力を売って生きる人生」から脱却したいなら、他人のためではなく、自分のために時間を使いましょう。
まとめ
この記事のまとめです。
- 努力の仕方を間違えていると会社奴隷で人生が終わる
- 努力の方向が間違っていると人生きつくなる一方になる
- 自分の人生を生きたいなら間違った努力をしない
- 頑張る方向が違うと他人の資産を増やすだけの人生になる
- 会社員は労働力を売ってお金を稼ぐ
- 資本家はビジネスモデルを使ってお金を稼ぐ
あなたが今努力していることは、誰のためになっていますか?
会社員として働いていると、会社で出世することが、自分のためのような錯覚をしてしまいますが、それは会社を所有する資本家のためなのです。
資本家は会社員に対して、出世するためにサービス残業や休日出勤をさせて、無料で会社員の労働力を奪っているのです。
ですから、会社員としてどれだけ頑張っても、結局は他人の資産を増やすために時間を捨てていることになります。
さて、あなたは今日からどのような働き方をしますか?